三浦みつる
武士から春画の浮世絵師になった森本好助。女好きでスケベだが人一倍情に厚い正義漢でもある。許婚の美久と一緒に困っている人達を助けるべく毎日奮闘中!!好助が書いた春画の少女の名前を尋ねてきた男がいた。男は、生き別れた自分の娘ではないのかと言ってきたが少女は知らないという[内股黒子父娘巡会]立札に将軍家に献上される金髪の少女が載っていた。偶然にも好助の住まいの近くに隠れていて、好助はいかに対応をするのか[阿蘭陀郷愁紅毛少女]浮世のふくろう9話と「涙のリクエスト」の全10話。
篠原正美
桐と可南は街はずれに兄弟二人で住んでいた。兄の桐には幼い頃から霊能力があり、さ迷う霊を浄化に導く手助けし、弟の可南は歌をつくりながら暮らしている。死んで生まれたはずの可南の体に、浄化した魂のカケラを入れ、この世に甦らせたのも桐だった。しかし、可南の体には限界がある。可南の命を繋ぎとめるために、桐は時々除霊をし、その時にできる魂のカケラを集めて可南に与える儀式を行っているのだ。
篠原正美
イトコの佳鳥と同居することになった果鈴。果鈴は佳鳥の兄、森羅のことが好きで、3年前に森羅の持っていた指輪を盗んでしまったという秘密を持っていた。さらに、感情が昂ると蛍のように体が光ってしまうという不思議な体質になってしまい悩んでいた。そんな時、吸血鬼による殺人事件が発生し、果鈴にもその牙が襲い掛かってくる。